オープンソースのストリーミング型torrentクライアント「WebTorrent Desktop」のベータ版が公開されました。WebTorrent DesktopはシンプルなUIで、BitTorrentとWebTorrentのピアに接続可能であり、ダウンロード完了を待つことなくストリーミングでムービーを再生できるとのことなので、さっそく使ってみました。
WebTorrent Desktop
https://webtorrent.io/desktop
WebTorrent Desktopをダウンロードするには、上記URLを開いて「Download for Windows」をクリック。WebTorrent DesktopはMacとLinux版もあります。
「ファイルを保存」をクリック。
ダウンロードしたらインストーラーを起動します。
「実行」をクリックすると、インストールが自動で始まりすぐに終了します。
インストールが終わったらWebTorrent Desktopが起動します。WebTorrent DesktopはものすごくシンプルなUIで、画面の一番下にある「Drop a torrent file here or paste a magnet link」と書かれた場所に「torrentファイル」もしくは「マグネットリンク」をペーストすればダウンロードが始まります。
試しにInternet Archiveのムービーコレクションに保存されている「Super Mario Bros. (NES) - 0:05:00 - Andrew Gardikis」をダウンロードしてみます。まず、ページ右側にある「torrent」をクリックしてムービーのtorrentファイルをダウンロード。
ダウンロードしたtorrentファイルを、WebTorrent Desktopの一番下のスペースにドラッグ&ドロップすると……
ダウンロードが始まりました。そのまま右側にある再生ボタンをクリックすれば……
ダウンロード完了を待つことなくストリーミングでムービーが再生されました。
また、少し見えにくいですが、画面右下には「Chromecast」のアイコンがあり、Chromecastで再生することも可能です。
ただし、ピアが少なくファイルサイズがとてつもなく大きいtorrentファイルは……
ダウンロードが開始されても、すぐにストリーミングで再生できるということはありませんでした。
なお、WebTorrent DesktopはオープンソースでコードがGitHubで公開されています。
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